46PM058第46回 視能訓練士国家試験 過去問

右眼の像が左眼の像の右上に見える複視を訴えている。考えられる麻痺筋はどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: 2・5

正答

2、5

この問題のポイント

複像の位置関係から麻痺筋を推定する問題です。

解説

右眼の像が左眼の像の右上に見えるということは、右眼の像が外側(同側性)かつ上方に投影されているということです。像は眼位偏位と逆方向に投影されるので、右眼は内下方に偏位している=右眼の上転が不足していると読み取れます。

右眼の上転を担うのは上直筋(外転位)と下斜筋(内転位)です。したがって右眼下斜筋麻痺が候補になります。また、左眼が相対的に上方にあると考えれば、左眼の下転を担う左眼上斜筋の麻痺も候補となります。

選択肢の確認

1.右眼上直筋
誤り。右眼上直筋麻痺でも上転不足になるが、公式正答の組合せには含まれない。

2.右眼下斜筋
正しい。右眼下斜筋麻痺により右眼の内転位での上転が不足する。

3.右眼外直筋
誤り。外直筋麻痺では水平の偏位のみで上下のずれは説明できない。

4.左眼下直筋
誤り。左眼下直筋麻痺では左眼が上方に偏位し、像の位置関係が合わない。

5.左眼上斜筋
正しい。左眼上斜筋麻痺により左眼の下転が不足し、相対的に右眼が下方にみえる。

覚えるポイント

  • 複像は眼位偏位と逆方向に投影される。
  • 同側性複視=内斜視、交差性複視=外斜視。
  • 上下の複像では、像が下に見える眼が上方に偏位している。

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