53PM060|第53回 視能訓練士国家試験 過去問
ともむき筋におこなう手術はどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
ともむき筋に対して行う斜視手術を問う問題です。
解説
Anderson法は、先天眼振の静止位を正面へ移すために、静止位と反対方向に働く2つのともむき筋を後転する術式です(たとえば静止位が右方なら、右方視を作る右外直筋と左内直筋を弱める)。両眼のともむき筋を対象とする点が特徴です。
原田-伊藤法は上斜筋前部前転、Hummelsheim法・Jensen法・Knapp法は麻痺筋の代わりを作る筋移動術で、いずれもともむき筋を対象とする術式ではありません。
選択肢の確認
1.Anderson 法
正しい。Anderson法は両眼のともむき筋2筋を後転する術式である。
2.原田-伊藤法
誤り。原田-伊藤法は上斜筋前部前転術である。
3.Hummelsheim 法
誤り。Hummelsheim法は外転神経麻痺に対する筋移動術である。
4.Jensen 法
誤り。Jensen法は外転神経麻痺に対する筋移動術である。
5.Knapp 法
誤り。Knapp法は上転障害に対する筋移動術である。
覚えるポイント
- Anderson法=ともむき筋2筋の後転。Kestenbaum法=4直筋の後転・短縮。
- 静止位を正面へ移すのが目的。眼振の振幅を減らし視力を向上させる。
- 静止位がない大振幅の眼振には水平4直筋の大量後転を行う。