54PM027|第54回 視能訓練士国家試験 過去問
EOG 検査でL/D 比が低値であった。障害されているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
EOGのL/D比が反映する細胞を問う問題です。
解説
EOG(眼球電図)の**L/D比(明暗比、Arden比)**は、網膜色素上皮細胞の機能を反映します。暗順応で低下し明順応で上昇する眼球の静止電位の変化を測るもので、色素上皮の代謝機能に依存するためです。
L/D比の低下は**卵黄様黄斑ジストロフィ(Best病)**の診断上の決め手になります(ERGは正常)。
選択肢の確認
1.アマクリン細胞
誤り。アマクリン細胞はERGの律動様小波の起源である。
2.双極細胞
誤り。双極細胞はERGのb波の起源である。
3.網膜色素上皮細胞
正しい。EOGのL/D比は網膜色素上皮細胞の機能を反映する。
4.網膜神経節細胞
誤り。網膜神経節細胞はパターンERGやPhNRに関与する。
5.Müller 細胞
誤り。Müller細胞はERGのb波やc波に関与する。
覚えるポイント
- EOG=網膜色素上皮の機能。L/D比(Arden比)の正常は1.8以上。
- Best病=ERG正常・EOG低下。BEST1遺伝子の異常。
- ERG=視細胞〜双極細胞。EOG=網膜色素上皮。区別して覚える。