55PM024|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
スペキュラマイクロスコープによる角膜内皮細胞検査で誤っているのはどれか。
解答・解説を見る
正解: 4
正答
4
この問題のポイント
スペキュラマイクロスコープによる角膜内皮細胞検査を問う問題です。
解説
角膜内皮細胞密度の正常値は約2500〜3000 cells/mm²なので、1,000 cells/mm²は明らかに減少しており正常ではありません。したがってこの記述が誤りです。
過熟白内障でも角膜が透明なら測定でき、鏡面反射の原理を用い、正常細胞は規則的な六角形、内皮障害では細胞の大小不同(多形性・多型性)がみられます。
選択肢の確認
1.過熟白内障は測定できる。
誤り。角膜が透明であれば過熟白内障でも測定できる。
2.鏡面反射の原理を用いる。
誤り。鏡面反射の原理を用いるという記述は正しい。
3.正常細胞は六角形である。
誤り。正常細胞が六角形であるという記述は正しい。
4.1,000 cells/mm2 は正常である。
正しい。1,000 cells/mm²は明らかに減少しており正常ではない。
5.内皮障害では細胞の大小不同がみられる。
誤り。内皮障害で細胞の大小不同がみられるという記述は正しい。
覚えるポイント
- 正常な角膜内皮細胞密度=約2500〜3000 cells/mm²。500未満で水疱性角膜症。
- 評価項目=細胞密度(CD)、変動係数(CV)、六角形細胞率(6A)。
- 内皮は再生しない。手術やコンタクトレンズ長期装用で減少する。