56PM042|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
角膜内皮細胞に異常があるのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
角膜内皮の異常による疾患を問う問題です。
解説
水疱性角膜症は、角膜内皮細胞の減少によりポンプ機能が破綻し、角膜実質に水が貯留して浮腫と上皮の水疱形成をきたす病態です。内皮細胞密度が500個/mm²を下回ると発症の危険が高まります。
顆粒状角膜ジストロフィは実質、蚕食性角膜潰瘍は周辺部の実質と上皮、帯状角膜変性はBowman膜のカルシウム沈着、フリクテン性角膜炎は輪部の免疫反応です。
選択肢の確認
1.顆粒状角膜ジストロフィ
誤り。顆粒状角膜ジストロフィは実質の異常である。
2.蚕食性角膜潰瘍
誤り。蚕食性角膜潰瘍は周辺部の実質と上皮の病変である。
3.水疱性角膜症
正しい。水疱性角膜症は角膜内皮細胞の減少による。
4.帯状角膜変性
誤り。帯状角膜変性はBowman膜のカルシウム沈着である。
5.フリクテン性角膜炎
誤り。フリクテン性角膜炎は輪部の免疫反応による。
覚えるポイント
- 角膜内皮は再生しない。正常密度は約2500〜3000個/mm²。
- 500個/mm²未満で水疱性角膜症のリスクが高い。
- 治療=角膜内皮移植(DSAEK・DMEK)。