55PM047|第55回 視能訓練士国家試験 過去問
円錐角膜で正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
円錐角膜の診断と治療を問う問題です。
解説
円錐角膜の診断には角膜形状解析(トポグラフィ)が有用です。下方の急峻化と上下非対称の不正乱視パターンが、細隙灯顕微鏡で所見が明らかになる前の初期段階から検出できます。
両眼性(左右差はある)で、角膜実質は菲薄化し、思春期に発症して緩徐に進行し、初期治療はハードコンタクトレンズ(ソフトでは不正乱視を矯正できない)です。
選択肢の確認
1.片眼性が多い。
誤り。両眼性であることが多い(左右差はある)。
2.角膜実質が肥厚する。
誤り。角膜実質は菲薄化する。
3.高齢で発症しやすい。
誤り。思春期に発症し緩徐に進行する。
4.診断には角膜形状解析が有用である。
正しい。診断には角膜形状解析が有用である。
5.初期にはソフトコンタクトレンズの装用が治療となる。
誤り。ソフトコンタクトレンズでは不正乱視を矯正できずハードを用いる。
覚えるポイント
- 円錐角膜=思春期発症、進行性の菲薄化と突出、不正乱視。
- 所見=Fleischer輪、Vogt線条、Munson徴候、急性水腫。
- 矯正=ハードコンタクトレンズ。進行例は角膜クロスリンキング・角膜移植。