56PM030|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
Cochet-Bonnet 型角膜知覚計検査で誤っているのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
角膜知覚計検査の解釈を問う問題です。
解説
角膜の知覚を担うのは**三叉神経第1枝(眼神経)**です。外転神経は外直筋を支配する運動神経なので、その障害で角膜知覚が低下することはありません。したがってこの記述が誤りです。
年齢により正常値が異なること、両眼を測って左右差を確認すること、ナイロン糸を角膜に垂直に接触させること、視覚的に糸の接近を捉えて誤認しうることは、いずれも正しい記述です。
選択肢の確認
1.年齢によって正常値が異なる。
誤り。年齢により正常値が異なるという記述は正しい。
2.両眼測定し左右差を確認する。
誤り。両眼測定して左右差を確認するという記述は正しい。
3.外転神経の障害で知覚が低下する。
正しい。角膜知覚は三叉神経が担い、外転神経の障害では低下しない。
4.ナイロン糸が角膜に垂直になるように接触させる。
誤り。ナイロン糸を角膜に垂直に接触させるという記述は正しい。
5.ナイロン糸の接近を視覚的に捉えて機械的刺激と誤認する場合がある。
誤り。糸の接近を視覚的に捉えて誤認しうるという記述は正しい。
覚えるポイント
- 角膜知覚=三叉神経第1枝(眼神経)が担う。
- 知覚低下=ヘルペス角膜炎、帯状疱疹、糖尿病、LASIK後、三叉神経障害。
- 誤認を防ぐため、視線を外させるか予告なしに接触させる工夫をする。