49AM038|第49回 視能訓練士国家試験 過去問
角膜の知覚低下をきたす疾患はどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
角膜知覚低下をきたす疾患を問う問題です。
解説
ヘルペス角膜炎(単純ヘルペスウイルス)では、ウイルスが三叉神経節に潜伏し再活性化を繰り返すため、角膜知覚が低下します。知覚低下があると瞬目反射と涙液分泌が減り、遷延性上皮欠損(神経麻痺性角膜症)に進みやすくなります。
翼状片・円錐角膜・春季カタル・顆粒状角膜ジストロフィでは、角膜知覚は基本的に保たれます。
選択肢の確認
1.翼状片
誤り。翼状片では角膜知覚は保たれる。
2.円錐角膜
誤り。円錐角膜では角膜知覚は保たれる。
3.春季カタル
誤り。春季カタルではむしろ刺激症状が強い。
4.ヘルペス角膜炎
正しい。ヘルペス角膜炎では三叉神経の障害により角膜知覚が低下する。
5.顆粒状角膜ジストロフィ
誤り。顆粒状角膜ジストロフィでは角膜知覚は保たれる。
覚えるポイント
- 角膜知覚低下=ヘルペス角膜炎、帯状疱疹、糖尿病、LASIK後、三叉神経障害。
- 知覚低下+上皮欠損=神経麻痺性角膜症。痛みがないため発見が遅れる。
- 角膜知覚計(Cochet-Bonnet)で定量する。