56PM035|第56回 視能訓練士国家試験 過去問
微小斜視の検出で有用なのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
微小斜視の検出に有用な検査を問う問題です。
解説
4Δ基底外方試験は、微小斜視に伴う中心窩の抑制暗点を検出する検査です。プリズムで像を中心窩から少しずらしたときに眼球が動かなければ、その眼の中心窩に抑制暗点があると判定します。
Krimsky試験・Maddox杆正切尺法・simultaneous prism cover testは10Δ以下の微小な偏位の検出には精度が不足し、プリズム順応試験は術前の斜視角の評価に用います。
選択肢の確認
1.Krimsky 試験
誤り。Krimsky試験は微小な偏位の検出には精度が不足する。
2.4 Δ基底外方試験
正しい。4Δ基底外方試験は微小斜視の中心窩抑制暗点を検出できる。
3.プリズム順応試験
誤り。プリズム順応試験は術前の斜視角の評価に用いる。
4.Maddox 杆正切尺法
誤り。Maddox杆正切尺法は微小な偏位の検出には精度が不足する。
5.Simultaneous prism cover test
誤り。simultaneous prism cover testは微小な偏位の検出には精度が不足する。
覚えるポイント
- 微小斜視=10Δ以下、調和性異常対応、中心窩抑制暗点、傍中心窩固視。
- 検出=4Δ基底外方試験、Bagolini線条検査(光条の中央が欠ける)。
- 不同視弱視を合併しやすく、治療への反応が乏しいことが多い。