47AM053|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
右微小斜視弱視の右眼に4Δ基底外方試験を行ったときに考えられるのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 1・5
正答
1、5
この問題のポイント
微小斜視弱視で4Δ基底外方試験を行ったときの反応を問う問題です。
解説
4Δ基底外方試験では、プリズムを置いた眼の像が中心窩から外れます。中心窩抑制暗点がなければ、その像を捉え直すための内転運動と、両眼を合わせ直す融像運動が観察されます。
右眼に中心窩抑制暗点がある微小斜視弱視では、右眼にプリズムを置いても像がその抑制暗点に落ちるだけで複視も眼球運動も起こりません。したがって「複視がない」「左眼に外転運動がない」が該当します。
選択肢の確認
1.複視がない。
正しい。中心窩抑制暗点があるため複視は生じない。
2.右眼に内転運動がある。
誤り。右眼に中心窩抑制暗点があるため内転運動は起こらない。
3.右眼に融像運動がある。
誤り。融像運動も起こらない。
4.左眼に内転運動がある。
誤り。左眼の内転運動も観察されない。
5.左眼に外転運動がない。
正しい。左眼に融像のための外転運動は起こらない。
覚えるポイント
- 4Δ基底外方試験=中心窩抑制暗点(微小斜視)の検出。
- 抑制暗点があれば眼球運動も複視も起こらない。
- 健常では内転+両眼の復位運動が観察される。