47AM052|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
右への頭部傾斜時に作用するのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
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正解: 3・4
正答
3、4
この問題のポイント
頭部傾斜時に働く回旋の代償運動と、その筋を問う問題です。
解説
頭部を右に傾けると、視覚世界を垂直に保つため両眼が左方向へ回旋(代償性回旋)します。すなわち右眼は内旋、左眼は外旋します。
内旋を担うのは上直筋と上斜筋、外旋を担うのは下直筋と下斜筋です。したがって右への頭部傾斜では、右眼の上直筋・上斜筋と、左眼の下直筋・下斜筋が働きます。選択肢のうち該当するのは左下斜筋と左下直筋です。
選択肢の確認
1.右下斜筋
誤り。右下斜筋は外旋筋であり、右眼では内旋が要求される。
2.右下直筋
誤り。右下直筋は外旋筋であり、右眼では内旋が要求される。
3.左下斜筋
正しい。左眼は外旋するため左下斜筋が働く。
4.左下直筋
正しい。左眼は外旋するため左下直筋が働く。
5.左上斜筋
誤り。左上斜筋は内旋筋であり、左眼では外旋が要求される。
覚えるポイント
- 頭部を右に傾ける→右眼内旋(上直筋・上斜筋)、左眼外旋(下直筋・下斜筋)。
- 内旋=上直筋・上斜筋(「上」がつく筋)。外旋=下直筋・下斜筋。
- Bielschowsky頭部傾斜試験はこの代償運動を利用する。