47AM054|第47回 視能訓練士国家試験 過去問
幼児の調節性内斜視に対し最初に行うのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
幼児の調節性内斜視に対する治療の第一歩を問う問題です。
解説
調節性内斜視は、未矯正の遠視を明視しようとする過剰な調節に伴う調節性輻湊で生じます。したがって治療の第一は、調節麻痺薬下で得た完全屈折矯正値の眼鏡を常用させることです。
多くはこれだけで正位となり、手術は不要です。効果判定には数週から数か月を要します。プリズム・遮閉・縮瞳薬・手術はいずれも第一選択ではありません。
選択肢の確認
1.縮瞳薬の点眼
誤り。縮瞳薬(コリンエステラーゼ阻害薬)は補助的手段である。
2.外直筋短縮手術
誤り。手術は眼鏡装用下の残余角に対してのみ検討する。
3.非斜視眼の遮閉
誤り。弱視がある場合の遮閉は屈折矯正の後に行う。
4.屈折矯正眼鏡の装用
正しい。完全屈折矯正眼鏡の常用が治療の第一である。
5.プリズム眼鏡の装用
誤り。プリズム眼鏡は残余角に対する補助的手段である。
覚えるポイント
- 調節性内斜視=完全屈折矯正眼鏡の常用が第一選択。
- 屈折値は調節麻痺薬(アトロピン・シクロペントラート)下で決める。
- 効果判定には数週〜数か月を要する。