59PM050|第59回 理学療法士国家試験 過去問

ADL 評価で正しいのはどれか。

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正解: 5

正答

5.WeeFIM は小児のADL を評価する。

この問題のポイント

ADL(日常生活動作)評価では、評価対象者の年齢や状態に応じた適切なスケールの使用が重要です。特に小児期の評価には、成人用のスケールが不適切であることが知られています。

解説

ADL評価では、患者が実際に行う動作(performance)を重視します。FIM(Functional Independence Measure)は、患者が「実際にできる動作」を評価するため、時間の長さや速度に関わらず、一人でできるかどうかを基準にしますが、時間が非常に長くても「完全自立(7点)」とは判定されません。Barthel指数は0〜100点(または0〜20点)で評価され、自立の得点として「7点」という基準は存在しません。また、Barthel指数には「食事の支度(調理)」は含まれず、基本的な動作(食べること)のみが対象です。FIMは「できるADL(capacity)」ではなく、実際に実施できる動作(performance)を評価するため、時間の長さや効率は評価の一部です。一方、WeeFIMはFIMを基にした小児用(1〜6歳中心)のADL評価尺度で、小児の日常生活動作を適切に評価できるため、正解です。

選択肢の確認

1.Barthel index で自立の得点は7 点である。:錯誤。Barthel指数は0〜100点で、自立の得点として「7点」という基準は存在しない。
2.Barthel index は食事の支度の項目を含む。:錯誤。食事の支度(調理)は含まれず、食べることのみが対象。
3.FIM では時間をかけても一人でできれば完全自立である。:錯誤。時間の長さが極端な場合、完全自立とは判定されない。
4.FIM はできるADL を評価する。:錯誤。FIMは「実際にできる動作(performance)」を評価し、能力(capacity)ではなく実際の行動を重視。
5.WeeFIM は小児のADL を評価する。:正しい。FIMを小児用に改良した評価尺度で、1〜6歳の日常生活動作を評価。

覚えるポイント

「WeeFIM=小児のFIM」と覚えてください。小児のADL評価に適した専門的スケールとして、WeeFIMが唯一正解です。

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