110AM030|第110回 保健師国家試験 過去問
先進諸国(アメリカ合衆国、イギリス、スウェーデン、フランス、日本)における妊産婦死亡率の推移のグラフ(別冊No. 1)を別に示す。日本はどれか。

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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
妊産婦死亡率の国際推移では、各曲線の初期値と低下の幅を読みます。日本は1960年代には比較的高値でしたが、その後急速に低下したため、開始時に最上位で大きく下降するAです。
解説
実画像ではAは1965年に約88と5か国で最も高く、1975年に約29、1985年に約16、その後も低下して2015年には約3となっています。日本では、施設分娩の普及、周産期医療・救急体制の整備、妊産婦健康診査などを背景に妊産婦死亡率が大幅に低下しました。この「初期値は高いが低下幅が非常に大きい」という推移がAに該当します。2015年付近だけを見ると曲線が接近して判別しにくいため、1965年から全期間の形を追うことが重要です。
選択肢の確認
1.A:1965年に約88と最も高く、半世紀で約3まで急減する曲線で、日本の推移に一致します。
2.B:Aより低い初期値から推移し、日本の1965年の高い妊産婦死亡率を表しません。
3.C:初期値とその後の下降経過が、日本にみられた大幅な低下の形とは異なります。
4.D:1965年時点でAほど高くなく、日本の曲線ではありません。
5.E:低い水準からの推移であり、1960年代に高値だった日本の特徴に一致しません。
覚えるポイント
国際比較の折れ線は終点だけでなく、起点、下降速度、交差を追います。日本の妊産婦死亡率は1965年の高値から急速に改善した曲線です。