111AM015|第111回 保健師国家試験 過去問
労働基準法に規定する労務管理で正しいのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
労働基準法上の時間外労働、有給休暇、育児時間を、努力義務である勤務間インターバルと区別する。
解説
出題時点の労働基準法では、生後満1年に達しない子を育てる女性は、休憩時間とは別に1日2回、各少なくとも30分の育児時間を請求できる。時間外労働には原則的な上限があり、年次有給休暇については一定の労働者に年5日を取得させる使用者の義務がある。勤務間インターバル制度の導入は働き方改革上重要だが、「一律に10時間以上空けなければならない」という労働基準法の絶対義務ではない。制度ごとに主体と数字を確認する。
選択肢の確認
1.残業時間に上限は設けられていない。:時間外労働には原則月45時間・年360時間などの上限規制がある。
2.労働者が1年に取得する義務がある年次有給休暇は最低3日である。:一定要件下で使用者が年5日取得させる義務であり、3日ではない。
3.生後満1年に満たない生児を育てる女性は1日2回育児時間を取得できる。:本人の請求により1日2回の育児時間が保障される。
4.前日の就業時刻と翌日の就業時刻の間を10時間以上空けなければならない。:勤務間インターバルは重要だが、この時間を一律に義務付けた規定ではない。
覚えるポイント
育児時間は「1歳未満・女性・請求・1日2回」。年休は使用者による年5日の取得確保と覚える。