111AM031第111回 保健師国家試験 過去問

出生に関する記述で正しいのはどれか。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

出生指標の定義と日本の推移を区別する。合計特殊出生率、総再生産率、人口置換水準は似た数字でも意味が異なる。

解説

総再生産率は、女性の年齢別出生率のうち女児出生だけを合計し、1人の女性が一生に産む女児数を表す。死亡の影響は含めず、含める指標は純再生産率である。合計特殊出生率は年齢別出生率を合計するため、粗出生率より人口の年齢構成の影響を受けにくい。人口置換水準は日本ではおおむね2.1前後で、2.60ではない。出題時点で、2022年に母の出生率が最も高い年齢階級は30~34歳である。

選択肢の確認

1.合計特殊出生率が2.60を下回ると人口減少が始まる。:人口置換水準は約2.1であり、人口動態は年齢構成や移動にも左右される。
2.合計特殊出生率は人口年齢構成の影響を受けやすい指標である。:年齢別出生率を用いるため、粗出生率より年齢構成の影響を受けにくい。
3.総再生産率は母の年齢別出生率を女児だけについて合計したものである。:次世代の母となる女児出生に限定した指標である。
4.平成12年(2000年)に、日本では初めて合計特殊出生率が2.0を下回った。:2.0未満は1970年代に既に生じており、2000年が初めてではない。
5.令和4年(2022年)の日本において、母の年齢階級別出生率が最も高いのは25~29歳である。:出題時点では30~34歳が最も高い。

覚えるポイント

総再生産率=女児だけ、純再生産率=女児の死亡も考慮、合計特殊出生率=男女を含む出生の年齢別率合計。

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