111PM052|第111回 保健師国家試験 過去問
次の文を読み51~53の問いに答えよ。A市は臨海部に工業地帯を有し、市民の多くが大小の工場に勤務している。県内他市に比べて、生活習慣病のリスクを高める飲酒量の者、喫煙者、肥満者の割合が高いこと、魚類摂取量や塩分摂取量が多いこと、定期健康診断の受診率が低いことが把握されている。また、大腸癌の罹患率が高い一方で、検診受診率が低いことが課題となっている。A市は大腸癌について、検診受診率向上の対策とともに、予防対策も検討することにした。この年、A市の大腸がん検診を受診した者は5,001人、そのうち精密検査が必要な者は500人であった。その後、精密検査で大腸癌と診断された者は10人であった。検診では異常がなかった4,501人のうち、大腸癌が発見された者が1人いた。陽性反応的中度は何%か。ただし、小数点以下の数値が得られた場合には、小数点以下第2位を四捨五入すること。解答:①. ②% ① ② 0 0 1 1 2 2 3 3 4 4 5 5 6 6 7 7 8 8 9 9
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正解: 3・11
正答
①2、②0(2.0%)
この問題のポイント
陽性反応的中度は、検診陽性者のうち実際に疾病があった者の割合です。分母は要精密検査者500人、分子はその後大腸癌と診断された10人です。
解説
検診で精密検査が必要と判定された500人が陽性者で、その中の大腸癌10人が真陽性です。したがって、陽性反応的中度=真陽性÷検査陽性者×100で、10/500×100=2.0%です。小数第2位まで表すと2.00%なので、小数点以下第2位を四捨五入して2.0%となります。検診陰性4,501人中の大腸癌1人は偽陰性で、敏感度や陰性反応的中度には関係しますが、陽性反応的中度の式には入りません。解答欄①.②%では一の位が①2、小数第1位が②0です。
選択肢の確認
① 0:2.0%の一の位は2であり、候補0とは一致しません。
① 1:2.0%の一の位は2であり、候補1とは一致しません。
① 2:2.0%の一の位が2なので、解答欄①に一致します。
① 3:2.0%の一の位は2であり、候補3とは一致しません。
① 4:2.0%の一の位は2であり、候補4とは一致しません。
① 5:2.0%の一の位は2であり、候補5とは一致しません。
① 6:2.0%の一の位は2であり、候補6とは一致しません。
① 7:2.0%の一の位は2であり、候補7とは一致しません。
① 8:2.0%の一の位は2であり、候補8とは一致しません。
① 9:2.0%の一の位は2であり、候補9とは一致しません。
② 0:2.0%の小数第1位が0なので、解答欄②に一致します。
② 1:2.0%の小数第1位は0であり、候補1とは一致しません。
② 2:2.0%の小数第1位は0であり、候補2とは一致しません。
② 3:2.0%の小数第1位は0であり、候補3とは一致しません。
② 4:2.0%の小数第1位は0であり、候補4とは一致しません。
② 5:2.0%の小数第1位は0であり、候補5とは一致しません。
② 6:2.0%の小数第1位は0であり、候補6とは一致しません。
② 7:2.0%の小数第1位は0であり、候補7とは一致しません。
② 8:2.0%の小数第1位は0であり、候補8とは一致しません。
② 9:2.0%の小数第1位は0であり、候補9とは一致しません。
覚えるポイント
陽性反応的中度は真陽性÷全陽性です。本問は10/500×100=2.0%、一の位①2、小数第1位②0です。偽陰性1人を分母へ加えません。