112AM010|第112回 保健師国家試験 過去問
令和2年(2020年)の患者調査における精神及び行動の障害に関する動向について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
患者調査は指定年次の総患者数、入院・外来受療率、疾患構成を区別して読む。令和2年の精神及び行動の障害は総患者数500万人を超える。
解説
令和2年患者調査の精神及び行動の障害の総患者数は、外来患者の増加等を反映し500万人を上回る。総患者数は調査日の患者数そのものではなく、調査日に医療を受けた者と継続的に医療を受けている者を推計した指標である。精神疾患では入院医療の長期化が課題だが、受療率の水準は外来が入院より高い。入院患者の過半数を気分障害が占めるわけではなく、統合失調症や認知症なども大きな比重を占める。血管性及び詳細不明の認知症は前回調査から減少したという記述ではない。統計は出題年次に固定して答える。
選択肢の確認
1.入院受療率は外来受療率より高い。:令和2年調査では外来受療率が入院受療率より高く、選択肢の大小関係は逆である。
2.精神及び行動の障害の総患者数は500万人を超えている。:令和2年調査の精神及び行動の障害の総患者数は500万人を超えている。
3.入院患者の半数以上が気分〈感情〉障害(躁うつ病を含む)である。:気分障害は重要な疾患群だが、入院患者の半数以上という構成ではない。
4.血管性及び詳細不明の認知症の総患者数は平成29年(2017年)調査から減少している。:指定された前回調査との比較で、この疾患群が減少したとする記述は該当しない。
覚えるポイント
患者調査は「調査年」と「総患者数・受療率・疾患構成」を分けて覚える。