第112回・2026年
112AM036|第112回 保健師国家試験 過去問
学校における保健教育で適切なのはどれか。2つ選べ。
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正解3・4
正答
3、4
この問題のポイント
学校保健教育は、学習指導要領に基づく教科等の集団指導と、健康課題に応じた個別指導を組み合わせる。
解説
個別の保健指導は、児童生徒の健康課題を日常的に把握する養護教諭が中心となり、担任、学校医、保護者等と連携して行う。保健教育は知識の暗記だけでなく、生涯を通じて健康を保持増進するための資質・能力を育成することを目標とする。小学校体育科の保健領域は1年生からではなく、主に3年生以降に扱う。具体的な学習内容は教育基本法ではなく学校教育法施行規則や学習指導要領等に基づく。教育職員免許法附則第14項の特例では、養護教諭の免許状を有し、養護をつかさどる主幹教諭または養護教諭として3年以上勤務した者は、現在勤務する学校で保健の領域の授業を担当する教諭・講師となることができる。必要な経験年数は1年ではなく3年であり、担当する校種・教科の範囲や校内の任用・分担も確認する。
選択肢の確認
1.小学校の保健の授業は1年生から行う。:小学校の保健領域は1年生から一律に始まるものではなく、主に中学年以降に位置付けられる。
2.教育基本法で学習内容が規定されている。:教育の基本理念を定める法律で、各教科の具体的内容は学習指導要領等が示す。
3.個別の指導は養護教諭が中心となって行う。:個々の健康課題を把握し、多職種と連携する養護教諭が個別指導の中心となる。
4.生涯を通じて健康に生きるための資質・能力の育成を目標にする。:健康に関する知識・技能、思考・判断、実践力を生涯にわたり育てる目標である。
5.養護教諭は1年以上勤務する場合に勤務校の保健の授業を担当できる。:この特例の勤務経験要件は3年以上であり、1年以上では足りない。養護教諭の免許状を有すること、現在勤務する学校の保健の領域を担当することなどの条件もある。
覚えるポイント
学校保健教育は『生涯の健康を支える資質・能力』を育て、個別指導は養護教諭が中心となる。保健の授業担当の特例は「養護教諭免許状・勤務経験3年以上・現在の勤務校」を押さえる。
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