112AM037第112回 保健師国家試験 過去問

粉じんによる健康障害を防止するための対策として適切なのはどれか。2つ選べ。

2つ選択
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正解: 1・2

正答

1、2

この問題のポイント

粉じん対策は、発生源を抑える工学的対策を優先し、残る曝露を防じんマスクなどの個人用保護具で補う。

解説

発生源を密閉し、可能な作業を湿式化すれば、粉じんが空気中へ飛散する量を根本から減らせる。さらに作業に適合した防じんマスクを選定し、フィット確認、保守、交換を適切に行うことで吸入曝露を低減する。定期的な配置転換だけでは発生源を改善せず、6か月以内ごとという一律基準もない。屋内清掃は毎日など必要な頻度で、粉じんを再飛散させない方法で行うため、週1回だけでは不十分である。じん肺法第17条により、じん肺健康診断の記録とエックス線写真は7年間保存するため、5年という記述は短い。

選択肢の確認

1.防じんマスクの使用:残存する吸入曝露を低減する個人用保護具として適切で、正しい装着管理が必要である。
2.発生源の密閉化、湿式化:粉じんの発生・飛散を源から減らす優先度の高い工学的対策である。
3.6か月以内ごとの配置転換:曝露源を除去せず、一律に6か月ごとに替えることを基本対策とはしない。
4.屋内の作業場所の週1回の清掃:清掃は再飛散を防ぐ方法で必要な頻度で行い、週1回という基準では不十分である。
5.じん肺健康診断の5年間の記録保存:じん肺法上の保存期間は7年間であり、5年間では足りない。

覚えるポイント

粉じんは密閉・湿式化など発生源対策が先、マスクは残る曝露を補完する。

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