112PM030|第112回 保健師国家試験 過去問
令和5年の労働災害による死傷者数(休業4日以上)について正しいのはどれか。2つ選べ。
2つ選択
解答・解説を見る
正解: 3・5
正答
3、5
この問題のポイント
令和5年の労働災害統計は、新型コロナウイルス罹患によるものを除く口径も確認し、年齢、業種、事故の型、事業場規模で読む。
解説
2023年の休業4日以上の労働災害による死傷者は、コロナ罹患を除くと約13.5万人で、20万人を超えない。高年齢労働者の増加も反映し、60歳以上が約3割を占める。事故の型は「転倒」が最も多く、事業場規模は100人未満の中小規模で7割以上を占める。業種別では建設業が最も多いわけではない。保健師は割合だけでなく、高年齢者の転倒予防、小規模事業場への産業保健支援につなげる。
選択肢の確認
1.業種別では建設業が最も多い。:建設業は重篤災害への対策が重要だが、休業4日以上の死傷者数で最も多い業種ではない。
2.死傷者数は20万人を超えている。:新型コロナ罹患分を除く集計は約13.5万人で、20万人未満である。
3.年齢別では60歳以上が約3割を占める。:高年齢労働者の就業増加もあり、全死傷者のおよそ3割である。
4.事故の型別では「はさまれ・巻き込まれ」が最も多い。:最多は「転倒」で、特に高年齢労働者での予防が課題である。
5.事業場の規模別では100人未満の事業場が7割以上を占める。:小規模事業場で大多数が発生し、外部資源を含む対策強化が必要である。
覚えるポイント
2023年は「60歳以上約3割」「100人未満7割以上」「型は転倒が最多」をひと組で覚える。