72AM1|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
ペーパークロマトグラフィに関係がないのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
ペーパークロマトグラフィを構成する固定相、移動相、試料位置、移動度の用語を区別します。
解説
ペーパークロマトグラフィでは、ろ紙を固定相、ろ紙中を毛管現象で進む液体を移動相として成分を分離します。試料を原点へ点着し、展開後のスポット位置から Rf=成分の移動距離/溶媒先端の移動距離を求めます。筒へ固定相を詰める器具は別方式で用いるため、本問の否定条件に該当します。
選択肢の確認
1
1.Rf 値
判定:正答ではない(記述は正しい)。 成分の相対移動度を表す値であり、展開結果の同定に使います。
2
2.原 点
判定:正答ではない(記述は正しい)。 試料を最初に点着する基準位置で、移動距離の起点になります。
3
3.カラム
判定:正答(記述は誤り)。 充塡剤を筒状容器へ詰めるカラムクロマトグラフィの器具であり、ろ紙を使う本法の構成要素ではありません。
4
4.スポット
判定:正答ではない(記述は正しい)。 原点へ点着した試料や、展開後に分離して現れる斑点を指します。
5
5.展開溶媒
判定:正答ではない(記述は正しい)。 固定相上を移動して試料成分を運ぶ液体なので必要です。
覚えるポイント
- Rf=原点から成分までの距離÷原点から溶媒先端までの距離で、通常 0〜1 の範囲です。
- ろ紙・原点・スポット・展開溶媒は一組、カラムは別方式と整理します。
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