72AM2|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
核種について誤っているのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
同位体・同重体・核異性体・同中性子体を、陽子数 Z、中性子数 N、質量数 A で判定します。
解説
同位体は Z が同じ、同重体は A が同じ、同中性子体は N=A−Z が同じ核種です。核異性体は Z と A が同じでエネルギー準位が異なります。68Ga は陽電子放出などで壊変する放射性核種であり、安定核種ではありません。
選択肢の確認
1
1.68Ga は安定同位体である。
判定:正答(記述は誤り)。 68Ga は半減期約68分で主に陽電子放出する放射性核種なので、「安定」という部分が誤りです。
2
2.14C と 14N は同重体である。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 両者は原子番号こそ 6 と 7 で異なりますが質量数がともに14であり、同重体です。
3
3.123I は放射性同位体である。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 123I は放射線を放出して壊変するヨウ素の放射性同位体で、核医学診断に用いられます。
4
4.99mTc と 99Tc は核異性体である。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 質量数と原子番号が同じで、99mTc は 99Tc の準安定な励起準位にあるため核異性体です。
5
5.133I と 135Cs は同中性子体である。
判定:正答ではない(記述は正しい)。 133I は N=133−53=80、135Cs は N=135−55=80で、中性子数が等しい同中性子体です。
覚えるポイント
- 同位体=Z同じ、同重体=A同じ、同中性子体=N同じ、核異性体=Z・A同じで準位が異なる。
- 68Ga の数字68は半減期ではなく質量数で、実際の物理的半減期は約68分です。
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