72PM66|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
内部被ばくの最大の原因となっている天然放射性核種はどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
一般公衆の自然放射線による内部被ばくでは、吸入するラドンとその子孫核種の寄与が大きくなります。
解説
222Rnは地殻中の238U壊変系列に属する気体状の天然放射性核種です。土壌や建材から屋内空気へ移行し、吸入後はポロニウムなどの短寿命子孫核種が気道に沈着してα線照射を与えます。このため、世界平均の自然放射線被ばくで大きな割合を占めます。
選択肢の確認
1
1.40K
判定:正答ではない(記述は誤り)。 40Kは体内に常在する重要な天然核種ですが、一般公衆の自然内部被ばくではラドン系列の寄与がより大きくなります。
2
2.210Pb
判定:正答ではない(記述は誤り)。 210Pbは222Rn壊変系列の子孫核種ですが、線量寄与を論じる代表核種は親の気体状222Rnです。
3
3.222Rn
判定:正答(記述は正しい)。 222Rnは吸入経路で体内に取り込まれ、子孫核種のα線が肺に線量を与えるため最大の要因です。
4
4.226Ra
判定:正答ではない(記述は誤り)。 226Raは222Rnを生成する壊変系列上の核種ですが、一般的な内部被ばくの主因は空気中の222Rnです。
5
5.228Th
判定:正答ではない(記述は誤り)。 228Thは232Th壊変系列の固体核種で、一般公衆の自然内部被ばくを最も大きくする核種ではありません。
覚えるポイント
- 自然内部被ばくの主因=222Rnとその短寿命子孫核種です。
- ラドン対策は屋内換気と床下・土壌からの侵入低減が基本です。
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