72AM62|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
Alzheimer〈アルツハイマー〉型認知症で萎縮するのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
Alzheimer型認知症では内側側頭葉、とくに海馬・海馬傍回の萎縮が早期から目立ちます。
解説
海馬は新しいエピソード記憶の形成に重要で、Alzheimer病では神経原線維変化などが内嗅皮質・海馬から広がります。MRIでは内側側頭葉萎縮と側脳室下角拡大がみられ、記銘力低下に対応します。ほかの部位は別の神経疾患・内分泌機能との関連が中心です。
選択肢の確認
1
1.海 馬
判定:正答(記述は正しい)。 内側側頭葉の記憶回路を構成し、Alzheimer病で早期から萎縮する代表部位です。
2
2.黒 質
判定:正答ではない(記述は誤り)。 中脳のドパミン神経核で、変性はParkinson病やLewy小体病と強く関連します。
3
3.下垂体
判定:正答ではない(記述は誤り)。 トルコ鞍内の内分泌器官で、Alzheimer病の特徴的萎縮部位ではありません。
4
4.乳頭体
判定:正答ではない(記述は誤り)。 間脳のPapez回路に含まれますが、顕著な障害はWernicke-Korsakoff症候群などで知られます。
5
5.小脳虫部
判定:正答ではない(記述は誤り)。 体幹協調に関わり、慢性アルコール関連障害などで萎縮しますがAlzheimer病の主座ではありません。
覚えるポイント
- Alzheimer=海馬・内側側頭葉萎縮と後部帯状回/楔前部の機能低下です。
- Parkinson=黒質、Wernicke-Korsakoff=乳頭体と対比します。
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