72AM63|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
日和見感染症はどれか。
解答・解説を見る
正解: 5
正答
5
この問題のポイント
日和見感染は、免疫低下時に病原性を発揮する微生物による感染です。
解説
Pneumocystis jiroveciiは健常者では通常重篤な肺炎を起こしにくい一方、HIV感染でCD4陽性T細胞が低下した患者、ステロイド・免疫抑制薬使用者などに両側びまん性肺炎を起こします。この宿主防御低下への依存が日和見感染の典型です。
選択肢の確認
1
1.梅 毒
判定:正答ではない(記述は誤り)。 Treponema pallidumによる性感染症で、免疫正常者にも成立し得るため典型的日和見感染ではありません。
2
2.アニサキス症
判定:正答ではない(記述は誤り)。 生魚中の幼虫を摂取して起こる寄生虫症で、宿主免疫低下を前提としません。
3
3.潰瘍性大腸炎
判定:正答ではない(記述は誤り)。 免疫機序が関与する非感染性炎症性腸疾患で、感染症そのものではありません。
4
4.マイコプラズマ肺炎
判定:正答ではない(記述は誤り)。 市中で免疫正常者にも起こるMycoplasma pneumoniae肺炎で、代表的日和見感染ではありません。
5
5.ニューモシスチス肺炎
判定:正答(記述は正しい)。 細胞性免疫低下時に発症する代表的日和見肺炎です。
覚えるポイント
- 日和見感染はPneumocystis、CMV、Candida、Cryptococcusなどです。
- ニューモシスチス肺炎は両側すりガラス影、低酸素血症、β-Dグルカン上昇を示します。
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