72AM75|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第72回

1 種 類 の キ ャ リ ア の み を 有 す る 半 導 体 の 導 電 率 が 102 S ・ m−1、移 動 度 が 0.36 m2・V−1・s−1 であるとき、キャリア濃度[m−3]に最も近いのはどれか。 ただし、キャリアの電荷量を 1.6 × 10−19 C とする。

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正解: 3

正答

3

この問題のポイント

単一キャリア半導体では導電率σ=nqμからキャリア濃度nを解きます。

解説

n=σ/(qμ)=10²/[1.6×10⁻¹⁹×0.36]=100/(5.76×10⁻²⁰)=1.736×10²¹ m⁻³です。有効数字と選択肢を考えると1.7×10²¹ m⁻³が最も近くなります。単位も (S/m)/(C・m²/(V・s))=m⁻³ です。

選択肢の確認

1

1.4.4 × 1016

判定:正答ではない(記述は誤り)。 4.4×10¹⁶ではσ=nqμへ戻した導電率が約2.5×10⁻³ S/mとなり、100 S/mより約4万倍小さくなります。

2

2.5.8 × 1019

判定:正答ではない(記述は誤り)。 5.8×10¹⁹では導電率が約3.3 S/mにしかならず、指数が一桁以上不足します。

3

3.1.7 × 1021

判定:正答(記述は正しい)。 1.7×10²¹を代入するとσ≈1.7×10²¹×1.6×10⁻¹⁹×0.36≈98 S/mとなり一致します。

4

4.2.3 × 1021

判定:正答ではない(記述は誤り)。 2.3×10²¹ではσ≈132 S/mとなり、計算値より約3割大きくなります。

5

5.6.4 × 1023

判定:正答ではない(記述は誤り)。 6.4×10²³ではσ≈3.7×10⁴ S/mとなり、指数が過大です。

覚えるポイント

  • σ=nqμ。nを求めるときはσをqμで割ります。
  • 10²÷10⁻¹⁹はまず10²¹になることを見積もります。

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