72PM54|第72回 診療放射線技師国家試験 過去問
Basedow〈バセドウ〉病において正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
Basedow病ではTSH受容体抗体が甲状腺を刺激し、FT3・FT4上昇とTSH抑制を生じます。
解説
Basedow病はTSH受容体に対する刺激性自己抗体による甲状腺機能亢進症です。甲状腺はびまん性に腫大し、FT3とFT4が上昇します。高甲状腺ホルモンの負のフィードバックによって下垂体TSHは低下します。
選択肢の確認
1
1.GRH が上昇する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 GRHは成長ホルモン放出ホルモンであり、視床下部―下垂体―甲状腺系の調節ホルモンではありません。
2
2.TSH が低下する。
判定:正答(記述は正しい)。 FT3・FT4の上昇が下垂体を抑制するため、TSHは通常、測定限界付近まで低下します。
3
3.甲状腺は腫大しない。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 TSH受容体への持続的刺激で濾胞細胞が増殖し、甲状腺はびまん性に腫大します。
4
4.FT3〈非結合型 T3〉が低下する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 甲状腺ホルモン合成・分泌が亢進するため、FT3は低下ではなく上昇します。
5
5.FT4〈非結合型 T4〉が低下する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 FT4も上昇し、その結果としてTSHが負のフィードバックで抑制されます。
覚えるポイント
- Basedow病=TSH受容体抗体、FT3/FT4↑、TSH↓です。
- 甲状腺はびまん性腫大を呈し、眼球突出や頻脈を伴うことがあります。
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