73AM100|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
放射性廃棄物の処理について正しいのはどれか。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
廃棄物の性状による分別と、短寿命PET核種の減衰保管による管理区域からの持出し条件を確認します。
解説
指定されたPET用短寿命放射性医薬品による汚染物は、発生日時と核種を識別して7日間保管し、汚染が持出し基準以下であることを所定の手順で確認した後、管理区域から持ち出せます。これは例えば18Fの物理的半減期約110分に比べ7日が十分長く、放射能が大幅に減衰することを利用します。
選択肢の確認
1
1.ガラスバイアルは難燃物として廃棄する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ガラスバイアルは燃えにくい「難燃物」ではなく、基本的に不燃物として破損を防いで分別します。
2
2.液体シンチレータの廃液は無機廃液として排水する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 液体シンチレータ廃液は有機溶媒を含む放射性有機廃液であり、無機廃液として排水できません。
3
3.放射性医薬品を投与された患者のオムツは放射性廃棄物として処理する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 放射性医薬品を投与された患者由来のオムツは、密封線源・未投与RIの放射性廃棄物と同じ区分に自動的に分類するのではなく、院内手順と放射線安全管理ガイドラインに従って適切に対応します。
4
4.PET用放射性医薬品による汚染物は7日間保管した後、管理区域から持ち出せる。
判定:正答(記述は正しい)。 PET用短寿命核種の汚染物は7日間の減衰保管と所定の確認後に管理区域から持ち出せます。
5
5.放射性同位元素を投与した実験動物は自施設の放射性有機廃液焼却装置で焼却する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 放射性同位元素を投与した実験動物の死体・組織は放射性有機固体廃棄物で、有機廃液用焼却装置へ投入しません。
覚えるポイント
- PET汚染物は核種・発生日を管理し、7日間の減衰保管後に所定の確認を行います。
- ガラス=不燃、シンチレータ=有機廃液、実験動物=有機固体と分けます。
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