73AM99|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
ICRU スラブファントムを用いて計測するのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
放射線防護の実用量を、個人モニタリングと場のモニタリングで使うファントムに対応させます。
解説
ICRUスラブファントムは30×30×15 cmの組織等価スラブで、人体胴体に個人線量計を装着したときの後方散乱条件を模擬します。個人線量当量Hp(d)の較正・基準計測に用います。周辺線量当量H*(d)と方向性線量当量H'(d,Ω)はICRU球で定義される場のモニタリング量です。
選択肢の確認
1
1.実効線量
判定:正答ではない(記述は誤り)。 実効線量は組織加重した防護量で、スラブ中の単一点で直接測定する実用量ではありません。
2
2.個人線量当量
判定:正答(記述は正しい)。 個人線量当量Hp(d)は身体上の所定点における深さdの線量当量で、ICRUスラブファントムで個人線量計を評価します。
3
3.周辺線量当量
判定:正答ではない(記述は誤り)。 周辺線量当量H*(d)は場のモニタリング用実用量で、ICRU球の整列拡張場で定義されます。
4
4.預託等価線量
判定:正答ではない(記述は誤り)。 預託等価線量は放射性核種摂取後の組織等価線量を所定期間積分する内部被ばく量で、スラブ計測ではありません。
5
5.方向性線量当量
判定:正答ではない(記述は誤り)。 方向性線量当量H'(d,Ω)は場のモニタリング量で、ICRU球と方向を用いて定義します。
覚えるポイント
- ICRUスラブ=個人線量当量Hp(d)です。
- ICRU球=周辺線量当量H*(d)と方向性線量当量H'(d,Ω)です。
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