73AM40|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
線量計算に使用される関数で SSD に依存するのはどれか。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
SSD一定の幾何学で定義されるPDDを、TAR・TMRと区別します。
解説
深部量百分率(PDD)は、同じSSDで深さdの線量を最大線量深の線量で除した値です。深さが変わると測定点までの距離も変わり、逆二乗則の影響がSSDによって変わるため、PDDはSSDに依存します。
選択肢の確認
1
1.散乱係数
判定:正答ではない(記述は誤り)。 散乱係数は照射野によるファントム・コリメータ散乱の変化を表す係数で、PDDのようなSSD依存関数ではありません。
2
2.出力係数
判定:正答ではない(記述は誤り)。 出力係数は基準照射野に対する出力の比で、主に照射野と散乱条件で変化します。
3
3.深部量百分率
判定:正答(記述は正しい)。 PDDはSSDを一定にして深部線量を比較するため、SSDが変われば逆二乗効果が変化します。
4
4.組織空中線量比
判定:正答ではない(記述は誤り)。 組織空中線量比(TAR)は同一点の組織中と空中の線量比で、原理上SSDに依存しにくい指標です。
5
5.組織最大線量比
判定:正答ではない(記述は誤り)。 組織最大線量比(TMR)は等距離の同一点で深さdとdmaxを比較するSAD系の量で、SSDの影響を受けにくい指標です。
覚えるポイント
- SSD依存はPDD、SSD非依存として扱うのはTAR・TMRです。
- PDDは線質、照射野、SSDで変化します。
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