73AM79|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
光電子増倍管について正しいのはどれか。
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正解: 2
正答
2
この問題のポイント
光電子増倍管で光が光電子となり、多段ダイノードで電子数が増える流れを追います。
解説
シンチレータ発光は光電面(カソード)で光電子に変換されます。電子は電場で加速されて10〜15段程度のダイノードに次々と衝突し、二次電子放出で増倍されます。最終電子は陽極で収集され、電気パルスとして前置増幅器へ送られます。
選択肢の確認
1
1.電離箱と組合せて使用される。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 光電子増倍管は光を出すシンチレータと組み合わせ、電離電荷を直接集める電離箱とは組み合わせません。
2
2.ダイノードは 10〜15 段で構成される。
判定:正答(記述は正しい)。 一般的に約10〜15段のダイノードを用い、各段の二次電子放出を累乗して高利得を得ます。
3
3.検出器で発生した蛍光は光電陽極で光電子に変換される。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 蛍光から光電子を作るのは光電陰極(光電面、カソード)であり、光電陽極ではありません。
4
4.ダイノード間では印加された磁場により電子が加速・増幅される。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ダイノード間には段階的な電位差を与え、磁場ではなく電場で電子を加速します。
5
5.増幅された電子はライトガイドを通じてプリアンプへ信号が送られる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ライトガイドはシンチレータから光電面へ光を導く部品です。増幅電子は陽極から電気信号としてプリアンプへ出力されます。
覚えるポイント
- 光は光電陰極で電子になり、電子は電場でダイノードへ加速されます。
- ダイノード約10〜15段の二次電子放出で高利得を得ます。
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