73PM13|第73回 診療放射線技師国家試験 過去問
CT において、部分体積効果を減少させるのはどれか。 ただし、他の撮影条件は一定に保つものとする。
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正解: 3
正答
3
この問題のポイント
部分体積効果は1ボクセル内に異なる組織が混在し、CT値が平均化される現象です。
解説
部分体積効果を抑えるにはボクセル容積を小さくし、異なる組織が同一ボクセルに入る割合を減らします。他条件一定なら、スライス厚を減らすことが直接的な対策です。管電圧、管電流、逐次近似再構成は主にコントラストやノイズに影響します。
選択肢の確認
1
1.管電圧の低下
判定:正答ではない(記述は誤り)。 管電圧を下げると線質や組織コントラストは変わりますが、ボクセル内混在を直接減らしません。
2
2.管電流の増加
判定:正答ではない(記述は誤り)。 管電流増加は量子ノイズを減らしますが、ボクセル容積は変えません。
3
3.スライス厚の減少
判定:正答(記述は正しい)。 薄いスライスではz方向のボクセル寸法が小さくなり、組織混在が減って部分体積効果が軽減します。
4
4.ピッチファクタの増加
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ピッチ増加はz方向サンプリングを粗くし、実効スライス特性を悪化させることがあります。
5
5.逐次近似法による画像再構成
判定:正答ではない(記述は誤り)。 逐次近似再構成はノイズやアーチファクトを抑えますが、スライス厚による体積平均そのものは解消しません。
覚えるポイント
- 部分体積効果の基本対策は薄いスライスと小さいボクセルです。
- ノイズ低減と部分体積低減を区別します。
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