74AM24|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問

過去問題(分野未登録)第74回

MRI の SN 比が高くなるのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

MRIのSNRがボクセル体積、加算回数、受信帯域幅、TRでどう変わるかを判断します。

解説

MRIのSNRは概ねボクセル体積に比例し、加算回数NEXの平方根に比例し、受信バンド幅の平方根に反比例します。したがって加算回数を増やすとSNRは上がります。薄いスライスや高い位相方向マトリクスは1ボクセル当たりの信号を減らし、広い受信帯域は単位時間に取り込む雑音を増やします。短いTRでは縦磁化の回復が不十分となり、一般に信号が低下します。

選択肢の確認

1

1.TR を短くする。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 TRを短くすると次の励起までに縦磁化が十分回復せず、飽和により信号とSNRが低下します。

2

2.加算回数を増やす。

判定:正答(記述は正しい)。 独立した信号を複数回平均すると雑音が相殺され、SNRは加算回数の平方根に比例して増加します。

3

3.スライス厚を薄くする。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 スライスを薄くするとボクセル体積が小さくなり、含まれるスピン数が減るためSNRは低下します。

4

4.受信バンド幅を広くする。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 受信バンド幅を広げると取り込む雑音電力が増え、SNRはバンド幅の平方根に反比例して低下します。

5

5.位相エンコード数を増やす。

判定:正答ではない(記述は誤り)。 FOV一定で位相エンコード数を増やすと位相方向の画素寸法とボクセル体積が小さくなり、SNRは低下します。

覚えるポイント

  • SNR ∝ ボクセル体積×√NEX/√受信帯域幅です。
  • 厚く・大きな画素・多数加算・狭帯域でSNRは上がりますが、分解能や撮像時間との交換条件があります。

掲載内容は受験学習用に編集しています。正式な正答・採点上の取扱いは、各試験実施機関の発表を優先してください。 情報の確認方法と訂正窓口は編集方針に掲載しています。 本サービスは診断・治療・臨床判断を目的とするものではありません。

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