74PM27|第74回 診療放射線技師国家試験 過去問
肝胆道シンチグラフィで正しいのはどれか。2つ選べ。
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正解: 2・3
正答
2・3
この問題のポイント
肝胆道シンチの薬剤、排泄経路、臨床目的、負荷薬を他の核医学検査と区別します。
解説
肝胆道シンチでは⁹⁹ᵐTc標識IDA系薬剤を静注し、肝細胞への取り込み、胆汁排泄、胆管・胆囊から十二指腸への移行を動態観察します。正常では最終的に腸管が描出されます。新生児黄疸では胆道閉鎖症と新生児肝炎の鑑別に用います。HMDPは骨、GSAは肝受容体、フロセミドは利尿レノグラムの薬剤です。
選択肢の確認
1
1.99 mTc−HMDP を用いる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 ⁹⁹ᵐTc-HMDPは骨代謝部位へ集積する骨シンチ薬剤で、胆汁排泄を追う薬剤ではありません。
2
2.正常例では腸管が描出される。
判定:正答(記述は正しい)。 正常では放射性医薬品が胆道から十二指腸へ排泄されるため、時間とともに腸管が描出されます。
3
3.新生児黄疸の鑑別診断に用いる。
判定:正答(記述は正しい)。 胆道閉鎖症では腸管排泄がみられにくく、新生児肝炎との黄疸鑑別に利用します。
4
4.アシアロ糖蛋白受容体と結合する。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 アシアロ糖蛋白受容体へ結合するのは⁹⁹ᵐTc-GSAで、肝予備能評価に用います。
5
5.負荷検査の薬剤としてフロセミドを用いる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 フロセミド負荷は尿路閉塞を評価する腎動態シンチで用い、肝胆道検査の標準負荷ではありません。
覚えるポイント
- 肝胆道シンチ=⁹⁹ᵐTc-IDA系、正常では胆道から腸管へ排泄されます。
- 新生児黄疸で胆道閉鎖と新生児肝炎を鑑別します。
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