75AM95|第75回 診療放射線技師国家試験 過去問
X 線写真のウィナースペクトルについて正しいのはどれか。
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正解: 5
正答
5
この問題のポイント
この設問では、次の知識を判断の軸にします:ウィーナースペクトルは雑音の空間周波数分布です。
解説
ウィーナースペクトル(雑音パワースペクトル)は画像濃度変動から平均を除き、Fourier変換した振幅の絶対値を二乗し、面積・標本数等で規格化して求めます。値が大きいほど雑音パワーが大きく検出能は悪化します。
選択肢の確認
1
1.体積の次元を持つ。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 二次元ウィーナースペクトルは濃度²×面積などの次元で、体積そのものではありません。
2
2.X 線量が少ないほど値が小さくなる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 X線量が少ないほど量子雑音が増え、スペクトル値は大きくなります。
3
3.高空間周波数領域は量子モトルに影響される。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 量子モトルは特定の高周波だけでなくシステムMTFを介して広く影響し、単純な記述ではありません。
4
4.値が大きいほど低コントラスト信号の検出能は優れる。
判定:正答ではない(記述は誤り)。 値が大きいほど雑音が強く低コントラスト検出能は低下します。
5
5.濃度変動をフーリエ変換しその絶対値を 2 乗して求める。
判定:正答(記述は正しい)。 濃度変動のFourier振幅を二乗して雑音パワーを得ます。
覚えるポイント
- ウィーナースペクトルは雑音の空間周波数分布です。
- 大きいNPSは大きい雑音、低い検出能を意味します。
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