37PM157|第37回 管理栄養士国家試験 過去問
給食経営管理論第37回午後・問153〜170
病院において給食の運営業務を外部委託することで、委託側が軽減できる業務である。最も適当なのはどれか。1 つ選べ。
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
病院給食の運営業務を外部委託する際、受託側に任せられる業務と、病院(委託側)が自ら行うべき業務の区別を問う問題です。
解説
病院給食は外部委託が可能ですが、患者の食事療養の質を確保するため、「病院が自ら実施すべき業務」が定められています。栄養管理の根幹に関わる業務は委託できません。
病院が自ら行うべき業務の例:
・献立表作成基準の作成、献立表の確認
・食数の注文・管理、食事箋の管理
・嗜好調査・喫食調査等の企画・実施
・検食の実施・評価
・食事療養に関する会議(検討会議)の開催
一方、調理・盛付け・配膳・食器洗浄などの実務や、受託側従業員の労務管理・研修などは受託側が行うため、委託により病院側の負担が軽減されます。
選択肢の確認
1.嗜好調査の実施
最も適当とはいえない。嗜好調査・喫食調査は患者の食事療養の質に関わる業務として、病院側が企画・関与すべき業務であり、委託によって病院の手を離れるものではありません。
2.食事療養に関する会議の開催
最も適当とはいえない。食事療養の検討会議の開催は病院が自ら実施すべき業務です。
3.食事箋の管理
最も適当とはいえない。食事箋は医師の指示に基づく食事療養の根幹であり、その管理は病院が自ら行うべき業務です。
4.給食従事者の労務管理
最も適当である。受託会社の給食従事者の労務管理(勤務管理・給与等)は受託側の業務となるため、委託により病院側が軽減できる業務です。
5.検食の実施
最も適当とはいえない。検食の実施・評価は提供する食事の最終確認であり、病院が自ら実施すべき業務です。
覚えるポイント
- 献立表の確認、食事箋の管理、検食、会議の開催、嗜好調査の企画などは病院が自ら実施
- 調理などの実務と受託側従業員の労務管理・教育は受託側の業務
- 委託しても食事療養の最終責任は病院にある