39AM5|第39回 管理栄養士国家試験 過去問
社会・環境と健康第39回午前・問1〜16
集団A と集団B のスクリーニング結果を比較した(表)。集団B の方が高い指標として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。 表 集団A と集団B のスクリーニング結果と疾病状況 スクリーニング試験 集団A 疾病あり(人) 集団A 疾病なし(人) 集団B 疾病あり(人) 集団B 疾病なし(人) 陽性 25 50 250 50 陰性 5 450 50 450
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正解: 4
正答
4
この問題のポイント
2集団のスクリーニング結果から、各指標を計算し、集団Bの方が高いものを選ぶ問題です。
解説
集団Aは疾病あり30人(陽性25・陰性5)、疾病なし500人(陽性50・陰性450)。
集団Bは疾病あり300人(陽性250・陰性50)、疾病なし500人(陽性50・陰性450)。
敏感度は疾病ありの陽性割合で、A25÷30≒83%、B250÷300≒83%で同じ。
特異度は疾病なしの陰性割合で、A450÷500=90%、B450÷500=90%で同じ。偽陽性率(1−特異度)も同じ10%。
陽性反応的中度は陽性者中の疾病あり割合で、A25÷75≒33%、B250÷300≒83%。Bが高い。
陰性反応的中度はA450÷455≒99%、B450÷500=90%でAが高い。有病割合が高いほど陽性的中度は上がります。
選択肢の確認
1.敏感度
誤り。A・Bとも約83%で同じです。
2.特異度
誤り。A・Bとも90%で同じです。
3.偽陽性率
誤り。1−特異度でどちらも10%、同じです。
4.陽性反応的中度
最も適当。A約33%に対しB約83%で、Bの方が高いです。有病割合が高い集団ほど陽性的中度は上がります。
5.陰性反応的中度
誤り。A約99%、B90%でAの方が高いです。
覚えるポイント
- 敏感度・特異度は検査性能を表す指標で、計算上は有病割合そのものに左右されない。
- 的中度は有病割合に左右され、有病割合が高いほど陽性的中度が上がる。
- 陽性反応的中度=陽性者のうち真に疾病ありの割合。