41AM3|第41回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅰ 基礎的知識MEの基礎となる医学的知識基礎的知識/医学的知識

神経の興奮について正しいのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

活動電位の発生と神経線維における伝導の基本性質を確認します。

解説

神経線維では、閾値を超える刺激で生じた活動電位が全か無かの法則に従って軸索を非減衰性に伝導します。各神経線維は電気的に絶縁されているため、興奮が隣を並走する別の神経線維へ横移りすることは通常ありません。

脱分極の主因は電位依存性ナトリウムチャネルが開くことによるNa⁺の細胞内流入です。線維が太いほど、また有髄線維では跳躍伝導により、伝導速度が速くなります。

選択肢の確認

1.興奮時の膜電位は負である。
誤り。
活動電位の頂点付近では膜電位が逆転し、細胞内が細胞外に対して正になります。

2.興奮は並走する神経線維に伝わらない。
正しい。
神経線維ごとの絶縁性により、興奮は別の並走線維へ伝わらず、当該軸索に沿って伝導します。

3.興奮は軸索を伝導する間に減衰する。
誤り。
活動電位は軸索の各部で再生されるため、正常な伝導では振幅を保って進みます。

4.伝導速度は神経線維の太さによらず一定である。
誤り。
一般に神経線維の直径が大きいほど内部抵抗が小さくなり、伝導速度は速くなります。

5.脱分極の主な要因は塩素イオンの移動である。
誤り。
神経の急速な脱分極は主にNa⁺の細胞内流入によって生じます。

覚えるポイント

  • 活動電位は全か無かで生じ、非減衰性に伝導します。
  • 脱分極はNa⁺流入、再分極は主にK⁺流出で説明します。

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