42PM51|第42回 第2種ME技術実力検定試験 過去問

Ⅱ 実際的知識保守・点検実際的知識/保守・点検

麻酔器の点検結果として正常なのはどれか。

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正解: 2

正答

2

この問題のポイント

麻酔器の低酸素防止機構、医療ガス供給圧、酸素フラッシュ、酸素濃度計、補助ボンベを点検します。

解説

麻酔器には低酸素混合ガスの供給を防ぐため、酸素と亜酸化窒素の流量を連動させる機構があります。酸素流量をゼロにしたとき亜酸化窒素流量もゼロになるのは、この安全機構が正常に働いた結果です。

中央配管では酸素を亜酸化窒素より約30 kPa高く設定します。酸素フラッシュは毎分数十Lの大流量で、酸素濃度計を空気で点検すれば約21%を示します。補助酸素ボンベは十分な内圧が必要です。

選択肢の確認

1.配管端末にて酸素と亜酸化窒素(笑気)の供給圧が同じであった。
異常です。
酸素の静止供給圧は亜酸化窒素より約30 kPa高く設定するため、同じ圧ではありません。

2.酸素流量をゼロにしたら亜酸化窒素(笑気)の流量もゼロになった。
正常です。したがって正答です。
最低酸素濃度維持機構が亜酸化窒素だけの流出を防いでいます。

3.酸素フラッシュの流量が毎分 5 L であった。
異常です。
酸素フラッシュは通常約35~75 L/minの大流量であり、5 L/minは低すぎます。

4.酸素濃度計の点検において合成空気での指示値が 30%であった。
異常です。
合成空気の酸素濃度は約21%なので、30%の指示は校正不良を疑います。

5.酸素の補助ボンベ内圧が 0.1 MPa であった。
異常です。
満充填時は約14.7 MPaであり、0.1 MPaは使用可能な予備量として著しく不足しています。

覚えるポイント

  • 酸素をゼロにすると亜酸化窒素も遮断されます。
  • 酸素供給圧は亜酸化窒素より約30 kPa高くします。
  • 酸素フラッシュは毎分数十L、空気校正は約21%です。

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