44PM23|第44回 第2種ME技術実力検定試験 過去問
血液の粘性率が減少する要因となるのはどれか。
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正解: 1
正答
1
この問題のポイント
この問題では、血液の粘性率に影響する要因が問われています。
血液の粘性率は、血液の流れにくさを表します。
血液が濃くなると粘性率は上がり、血液が希釈されると粘性率は下がります。
飲水は体液量を増やし、血液を相対的に希釈する方向に働くため、血液の粘性率を減少させる要因になります。
解説
血液の粘性率は、血液中の赤血球量、血漿タンパク、脱水状態、温度などの影響を受けます。
特に重要なのは、脱水と血液濃縮です。
嘔吐、下痢、発汗では体内の水分が失われます。水分が失われると血漿量が減り、血液が濃縮されます。その結果、血液は流れにくくなり、粘性率は上昇します。
一方、飲水により体内の水分が補われると、血漿量が保たれ、血液の濃縮が改善します。相対的に血液がさらさらになり、粘性率は減少する方向に働きます。
喫煙は、末梢血管収縮、血液酸素運搬への影響、長期的な赤血球増加などを通して血液の流れに悪影響を与えることがあり、粘性率を下げる要因とは考えにくいです。
ひっかけポイント
嘔吐、下痢、発汗は水分が外へ出るため、血液を濃くする方向です。粘性率を下げるのは、脱水を改善する飲水です。
選択肢の確認
1.飲水
正しい。
飲水により体内の水分が補われ、血漿量が保たれます。血液濃縮が改善されるため、血液の粘性率は減少する方向に働きます。
2.嘔吐
誤り。
嘔吐では水分や電解質が失われ、脱水に傾きます。血液が濃縮されるため、粘性率はむしろ上昇しやすくなります。
3.喫煙
誤り。
喫煙は血管収縮や一酸化炭素による酸素運搬障害などを起こし、循環に悪影響を与えます。血液粘性率を減少させる要因としては不適切です。
4.下痢
誤り。
下痢では水分が腸管から失われ、脱水を起こしやすくなります。血液濃縮により粘性率は上昇しやすくなります。
5.発汗
誤り。
発汗では体液が失われます。水分補給が不十分であれば血液が濃縮され、粘性率は上昇しやすくなります。
覚えるポイント
- 血液粘性率は、血液の流れにくさを表します。
- 脱水では血液が濃縮され、粘性率は上昇します。
- 嘔吐、下痢、発汗は脱水の原因になります。
- 飲水は血液濃縮を改善し、粘性率を下げる方向に働きます。
- 血液粘性率は、循環抵抗や血流にも関係します。