第19回・2017年

19PM058|第19回 言語聴覚士国家試験 過去問

PACEについて正しいのはどれか。

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正解3

正答

3

この問題のポイント

PACEは失語症者と訓練者が自然な情報交換に近い条件で伝達する訓練である。受け手は何が伝わったかを送り手へフィードバックし、伝達の成功・失敗を共有する。

解説

PACEの基本原則は、参加者が送り手と受け手の役割を交替すること、送り手だけが知る新情報を伝えること、発話・書字・描画・ジェスチャーなど伝達手段を自由に選べること、受け手が伝達結果についてフィードバックすることである。形式的な統語の正確さより、意図した情報が相手に届いたかを重視する。情報を事前に両者で確認してしまうと新情報の交換にならず、役割固定や発話禁止も自然なコミュニケーション条件を損なう。

選択肢の確認

1.失語症者を送り手に固定:誤り。両者が送り手と受け手を交替し、対等な参加を図る。
2.事前に伝達情報を両者で確認:誤り。受け手が知らない新しい情報を伝えることが原則である。
3.受け手が内容についてフィードバック:正しい。伝わった内容を返し、伝達効果を明確にする。
4.送り手は発話を禁じられる:誤り。発話を含むあらゆる利用可能な伝達手段を選べる。
5.統語構造の正確さを重視:誤り。言語形式より情報伝達の実用的成功を優先する。

覚えるポイント

PACEの四原則は「役割交替・新情報・手段自由・受け手のフィードバック」である。

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