第20回・2018年
20PM023|第20回 言語聴覚士国家試験 過去問
脳脊髄液の多くがつくられるのはどこか。
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正解5
正答
(5)
この問題のポイント
脳脊髄液を作る部位と吸収する部位を分けます。産生の主体は脳室内の脈絡叢で、その多くは容積の大きい左右の側脳室にあります。
解説
脳脊髄液は主として脈絡叢上皮から分泌されます。側脳室で産生された液はMonro孔を通って第三脳室、中脳水道を通って第四脳室へ進み、正中口・外側口からくも膜下腔へ流れます。最終的には上矢状静脈洞などへ突出するくも膜顆粒から静脈系に吸収されます。第三脳室にも脈絡叢はありますが、脳脊髄液の多くが作られる部位としては側脳室が適切です。中心管と中脳水道は主に流路であり、くも膜顆粒は産生ではなく吸収を担います。
選択肢の確認
1.「中心管」は脊髄内を縦走する脳脊髄液の通路で、主要な産生部位ではありません。
2.「第三脳室」にも脈絡叢はありますが、産生量の大部分を担う部位としては側脳室です。
3.「くも膜顆粒」は脳脊髄液を硬膜静脈洞へ吸収する構造で、作る場所ではありません。
4.「中脳水道」は第三脳室と第四脳室を結ぶ狭い流路です。閉塞すると非交通性水頭症の原因になります。
5.「側脳室」には発達した脈絡叢があり、脳脊髄液の多くが産生されるため正答です。
覚えるポイント
脳脊髄液は「側脳室で主に産生―第三脳室―中脳水道―第四脳室―くも膜下腔―くも膜顆粒で吸収」と流れを一本につなげます。
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