21AM023第21回 言語聴覚士国家試験 過去問

神経系

一次視覚皮質を支配するのはどれか。

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正解: 4

正答

(4)

この問題のポイント

一次視覚皮質は後頭葉内側面の鳥距溝周囲にあり、主に後大脳動脈の鳥距枝などから血液供給を受ける。

解説

視覚情報は外側膝状体から視放線を通り、後頭葉の一次視覚野へ到達する。一次視覚野は鳥距溝の上下に広がり、後大脳動脈領域である。このため後大脳動脈梗塞では対側同名半盲が典型となり、後頭極の黄斑領域が中大脳動脈との側副血行で保たれる黄斑回避を示すこともある。前大脳動脈は前頭・頭頂葉内側、中大脳動脈は大脳半球外側面を主に支配し、交通動脈はWillis動脈輪の連絡を担う。

選択肢の確認

1.「前大脳動脈」:前大脳動脈は前頭葉・頭頂葉の内側面を主に灌流し、鳥距溝周囲の一次視覚皮質の主幹血管ではない。
2.「前交通動脈」:前交通動脈は左右の前大脳動脈を結ぶ短い血管で、一次視覚野を直接支配する動脈ではない。
3.「中大脳動脈」:中大脳動脈は半球外側面を広く支配し、視放線障害は起こし得るが一次視覚皮質の主供給は後大脳動脈である。
4.「後大脳動脈」:後大脳動脈は後頭葉内側の鳥距溝周囲へ枝を送り、一次視覚皮質を支配する。
5.「後交通動脈」:後交通動脈は内頸動脈系と後大脳動脈系を連絡し、一次視覚皮質を直接灌流する主枝ではない。

覚えるポイント

一次視覚野=後頭葉鳥距溝=後大脳動脈。障害で対側同名半盲という血管領域と症候をセットにする。

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