21AM002|第21回 言語聴覚士国家試験 過去問
核がないのはどれか。 a.赤血球 b.好中球 c.リンパ球 d.好酸球 e.血小板
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正解: 2
正答
(2)
この問題のポイント
成熟赤血球は酸素運搬へ特化する過程で核を失い、血小板は巨核球の細胞質断片なので核をもたない。各種白血球には核がある。
解説
血球の形態は機能と対応する。赤血球は骨髄で成熟する際に脱核し、中央がくぼんだ円盤状となることで変形能とヘモグロビンを収容する空間を確保する。血小板は独立した完全な細胞ではなく、骨髄巨核球からちぎれて生じる小さな細胞質断片であるため核をもたない。一方、好中球は分葉核、好酸球は通常2分葉核、リンパ球は細胞の大半を占める円形核をもつ。したがって無核であるaとeの組合せを選ぶ。
選択肢の確認
1.「a,b」:a,bは赤血球は無核だが、好中球には感染防御に働く分葉核があるため両方は該当しない。
2.「a,e」:a,eの赤血球は成熟時に脱核し、血小板は巨核球由来の細胞質断片なので、いずれも核をもたない。
3.「b,c」:b,cの好中球とリンパ球はいずれも白血球で、形は異なるが明瞭な核を備えている。
4.「c,d」:c,dのリンパ球は大きな円形核、好酸球は分葉核をもち、どちらも無核ではない。
5.「d,e」:d,eは血小板は無核だが、好酸球には好酸性顆粒と通常2葉に分かれた核がある。
覚えるポイント
無核なのは成熟赤血球と血小板。顆粒球は核の分葉、リンパ球は大きな円形核を形態識別の手掛かりにする。