第22回・2020年
22PM002|第22回 言語聴覚士国家試験 過去問
骨格筋について誤っているのはどれか。
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正解2
正答
(2)
この問題のポイント
骨格筋は中胚葉由来です。多核の筋線維、神経筋接合部のアセチルコリン受容体、収縮タンパク、筋線維型の違いを確認します。
解説
骨格筋線維は多数の筋芽細胞が融合して形成されるため、細長い一つの細胞内に多数の核を持つ合胞体です。発生学的には体節の筋板など中胚葉に由来します。運動神経終末から放出されたアセチルコリンは、運動終板のニコチン性アセチルコリン受容体へ結合し、活動電位を発生させます。遅筋、I型線維は酸化的代謝に優れ、ミトコンドリア、ミオグロビン、毛細血管が多く疲労しにくい赤筋です。速筋は速く大きな力を出しますが、型によって解糖系優位です。サルコメア内ではミオシン太いフィラメントとアクチン細いフィラメントが滑走して収縮します。
選択肢の確認
1.「筋繊維は多核細胞」は筋芽細胞の融合で形成される骨格筋の正しい特徴です。
2.「外胚葉由来」は誤りで、骨格筋は中胚葉由来なので正答です。
3.「運動終板にアセチルコリン受容体」は神経筋伝達の仕組みとして正しい記述です。
4.「遅筋は速筋よりミトコンドリアが多い」は酸化的代謝に富むI型線維の特徴です。
5.「アクチンとミオシンは筋収縮を担う」は滑走説の中心となる正しい記述です。
覚えるポイント
骨格筋は「中胚葉・多核・ACh終板・アクチンとミオシン」。遅筋は赤く、ミトコンドリアが多く疲れにくいと覚えます。
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