第24回・2022年

24PM002|第24回 言語聴覚士国家試験 過去問

誤っている組み合わせはどれか。

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正解5

正答

5

この問題のポイント

胚葉由来は、外胚葉が神経系と表皮、中胚葉が筋・骨・結合組織・循環器、内胚葉が消化管や呼吸器の上皮と肝・膵などの実質を形成する、という大枠で判断する。血管内皮や血管壁は中胚葉由来であり、内胚葉ではない。

解説

血管は主として側板中胚葉などから生じる血管芽細胞が内皮を形成し、周囲の平滑筋や結合組織も中胚葉系から分化する。したがって「血管―内胚葉」とする5が誤った組み合わせである。神経管・神経堤は外胚葉、骨格筋を含む筋組織や真皮の多くは中胚葉、肝実質は前腸内胚葉に由来する。臓器は複数胚葉から構成され得るため、設問では通常、主要な実質・組織の由来を問う点にも注意する。

選択肢の確認

1.神経―外胚葉:正しい。中枢神経は神経管、末梢神経系の多くは神経堤に由来し、いずれも外胚葉系である。
2.筋肉―中胚葉:正しい。骨格筋・心筋・多くの平滑筋は中胚葉由来である。
3.真皮―中胚葉:正しい。体幹や四肢の真皮の主要部分は中胚葉から形成される。
4.肝臓―内胚葉:正しい。肝細胞や胆管上皮などの実質は前腸内胚葉から発生する。
5.血管―内胚葉:誤り。血管内皮と壁の主要成分は中胚葉由来である。

覚えるポイント

「神経・表皮は外、筋・骨・血管は中、消化管上皮・肝・膵は内」とまとめると、血管を内胚葉に取り違えにくい。

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