22AM029第22回 言語聴覚士国家試験 過去問

心理測定法

誤っているのはどれか。

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正解: 1

正答

(1)

この問題のポイント

多変量解析は複数変数を同時に扱う方法の総称であり、「変動が大きい変数」に対象を限定しません。分散の大小ではなく、研究目的と変数間構造に応じて分析します。

解説

多変量解析には主成分分析、因子分析、重回帰分析、判別分析、クラスター分析、パス解析などが含まれます。複数変数の相関、予測、潜在構造、群分けを扱う点が共通で、変動の大きさだけを基準に選ぶ手法ではありません。因子分析の因子負荷量は観測変数と潜在因子の関連強度を表す推定値で、データから一定の数値として算出されます。主成分分析は元変数の線形結合として主成分得点を作り、情報を少数次元へ要約します。重回帰では一つの目的変数を複数の説明変数で予測・説明します。パス解析では研究者が因果方向を仮定したモデルを設定しますが、適合だけで因果を証明できない点に注意します。

選択肢の確認

1.「変動の大きな変数間を分析する手法」は多変量解析を不当に限定しており誤りです。
2.「因子負荷量は定数として算出」はデータから各変数・因子の係数が推定される正しい説明です。
3.「主成分分析で合成得点を算出」は線形結合による主成分得点を示し正しいです。
4.「重回帰は一変数を複数変数で表す」は目的変数を複数説明変数で予測する正しい説明です。
5.「パス解析は因果関係の前提が必要」は方向を仮定するモデルとして正しいです。

覚えるポイント

主成分は要約、因子分析は潜在構造、重回帰は予測、パス解析は仮定した方向関係の検討です。因果は研究デザインと理論で支えます。

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