23PM012|第23回 言語聴覚士国家試験 過去問
喉頭ストロボスコピーの観察項目でないのはどれか。
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正解: 4
正答
(4)
この問題のポイント
喉頭ストロボスコピーは声帯振動・粘膜波を観察する検査で、披裂部の可動性は通常の喉頭内視鏡で呼吸・発声を見て評価する。
解説
ストロボ光を声帯基本周波数へわずかにずらして同期させ、周期的振動を見かけ上のスローモーションとして示す。振幅、左右対称性、周期性、粘膜波、声門閉鎖様式、非振動部位を評価できる。ただし周期性が極端に悪い声では同期困難である。披裂軟骨の内転・外転可動性は声帯麻痺評価として通常光下の吸気・発声反復で観察し、ストロボ固有の振動評価項目ではない。
選択肢の確認
1.「粘膜波動」:粘膜波動はストロボで声帯縁から外側へ伝わる波として評価する。
2.「声門閉鎖」:声門閉鎖は振動周期内の閉鎖の完全性・形状を観察できる。
3.「振動的周期性」:振動の周期性はストロボ同期と音声障害評価の重要項目である。
4.「披裂部の可動性」:披裂部の可動性は呼吸・発声時の通常内視鏡観察で評価する運動項目である。
5.「非振動部位の有無」:腫瘍・瘢痕等の非振動部位は粘膜波の欠如としてストロボで確認できる。
覚えるポイント
ストロボ=声帯の周期・振幅・対称・粘膜波・閉鎖。披裂の開閉は通常内視鏡でみる。