第23回・2021年
23PM013|第23回 言語聴覚士国家試験 過去問
構音障害の原因とならない疾患はどれか。
解答・解説を見る
正解5
正答
(5)
この問題のポイント
糖尿病性ニューロパチーは主に遠位対称性感覚障害・自律神経障害で、構音筋を選択的に障害する典型疾患ではない。
解説
脳出血は皮質延髄路・小脳等の中枢障害、多発筋炎は構音筋を含む筋原性筋力低下、重症筋無力症は神経筋接合部の易疲労、Parkinson病は基底核障害による運動低下性構音障害を起こす。糖尿病性多発ニューロパチーは足先からのしびれ・感覚低下が中心で、重度単神経障害がなければ運動障害性構音障害の一般的原因とはならない。
選択肢の確認
1.「脳出血」:脳出血は病巣により痙性・失調性・混合性の構音障害を起こし得る。
2.「多発筋炎」:多発筋炎は舌・咽頭・呼吸筋の筋力低下から構音・嚥下障害を生じ得る。
3.「重症筋無力症」:重症筋無力症は発話持続で鼻声・構音不明瞭が増す易疲労性を示す。
4.「パーキンソン病」:Parkinson病は小声・単調・加速など低運動性構音障害を来す。
5.「糖尿病性ニューロパチー」:糖尿病性ニューロパチーは遠位感覚優位で、構音障害の典型原因ではない。
覚えるポイント
構音原因は中枢、筋、神経筋接合部、基底核を考える。糖尿病性多発神経障害は足部感覚が中心。
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